建築物環境衛生管理技術者講座

よくあるご質問

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建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)とはどんな資格ですか?

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理技術者)とは、建物の衛生維持に関する管理・監督業務を行なえる資格です。建築物衛生法によって、面積が3,000㎡(学校施設は8,000㎡以上)の建築物には有資格者の専任義務があります。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)になるメリットは何ですか?

ビル管理技術者は大規模な商業施設や複合施設、学校など多くの場所に専任義務があります。また、登録事業者の人的要件にもなっているので常に一定の需要があります。資格を取得すれば、給与アップはもちろんのこと、転職にも有利になるでしょう。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の合格率はどれくらいですか?

2022年度の合格率は17.9%でした。過去数年間の試験結果を見ると合格率はおおよそ10~20%となっています。ただしこれは再受験者も含めての合格率ですので、一発合格となるとさらに低い数字となります。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の難易度はどれくらいですか?

合格率から見ると、ビル管理士の試験の難易度は「やや難しい」といえます。合格率10~20%台は、高いとはいえません。しかし、予備校に通って特別なテクニックを身につけなければ合格できないといったこともありません。勉強のコツさえ掴めば独学でも十分に合格できる学力を身につけることが可能です。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の受験資格は何が必要ですか?

映画館をはじめとする興行場や旅館、ホテル、店舗、博物館、学校など条件を満たす建物の環境衛生上の維持管理に関する仕事を2年以上行った経験がある方に、ビル管理士の受験資格があります。倉庫や工場等は条件に該当しないので注意しましょう。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の年収はいくらくらいですか?

ビル管理士の年収は平均で400万円~500万円前後です。平均年収よりやや高い程度です。しかし、ビル管理士は、定年を過ぎて働くことも可能です。65歳をすぎて400万円~500万円の年収があればかなり高収入といえます。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の試験日程はいつですか?

ビル管理士の試験は、毎年10月の第1日曜日に実施されます。2022年は10月2日に実施されました。詳しい日程については、日本建築衛生管理教育センターのホームページで随時発表されます。確認してください。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の資格は講習でも取得可能ですか?

ビル管理士の資格は講習でも取得できます。しかし、指定された学歴を有し、一定の実務経験がある方や、医師や一級建築士など特定の資格を得ている人に限られますので、無条件に講習を受けられるわけではありません。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の女性の割合はどれくらいですか?

ビル管理士に占める女性の割合は10%未満と大変少ないです。しかし、女性の受験者も年々増えてきていることから、これから女性の活躍も期待されています。ビル管理士は対人スキルが必要なので女性にも向いている仕事といえます。

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)の合格基準はありますか?

1科目当たりの得点数が満点の40%以上、かつ全科目合計の点数の65%以上ならば合格です。1教科でも40%を下回る場合は不合格となりますので、注意しましょう。なお、足きり点はありません。