あなたに合わせた学習スケジュール 4科目を満遍なく学習できるように、学習スケジュールを立てましょう。
はじめての試験の方や、実務経験が3年ほどの方。
- 今回がはじめての試験の方
- 実務について3年ほどで、受験資格を満たしたばかりの方
- 試験が苦手な方
はじめての試験でも、実務経験が4年以上の方や、以前、専門学校などで学習していた方。
- 大学・専門学校・工業高校で学習経験のある方。
- 実務経験が4年以上の方で、現在も関連の仕事に従事している方。
- 過去に資格に挑戦しようとしたが、途中で挫折した経験のある方。
以前、受験したことがある方や、実務経験が十分にあるベテランの方。
- 今回の受験が2回以上になる方。
- 他の資格を取得しており、学科試験2を免除となる方。
- 実務経験が最低でも5年以上ある方で、試験が得意な方。
1ヶ月目
2ヶ月目
3ヶ月目
- 働きながら学習を進める方も多いと思いますが、毎日2~3時間の学習時間は確保してください。問題に出やすい内容を中心に学習を進めてください。
- 法令に関する内容です。定められた内容が何を目的にしているのかを理解しながらの学習が必要です。年数などの数値については、後回しにすると後々負担が大きくなるので、覚え間違いにも注意して、できる限りの習得をしてください。
- 様々な給水用具について学習する必要があります。それぞれの給水用具を整理して学習してください。暗記量が多くなりますので隙間時間を見つけて繰り返し見直すことが重要になります。
- この科目も暗記内容が多く、負担を感じる頃合いです。過去問題などで理解度を確認するのも良いでしょう。6割ほどの正解率であれば、現時点では十分です。4割に満たないようならもう一度テキストやDVDを繰り返し確認して補完してください。
- 計算問題が2問以上出題されるため、計算が苦手な方は何度も問題を解き対策をしてください。
- 学科試験1の最後の科目です。この科目を学習した後は、過去問の学科試験1で腕試しをしてください。足切り点に満たない科目は念入りに学習し、不足している部分を補完します。
- 様々な給水用具について整理する必要があります。記憶量が多いので大変ですが、テキストやDVDを繰り返し観て記憶を定着させます。
- 学科試験2の最後の科目です。比較的、普段の業務で馴染みのある内容なので学習しやすい科目です。最後に学科試験2の過去問をおこない、理解不足がないかの確認をおこないます。足切り点に満たない科目があった場合は、テキストなどを見直し補完してください。
- 過去問題5年分を最低3回繰り返し、苦手分野を克服します。理解不足がある部分はDVDやテキストを見返し、しっかり補完します。ケアレスミスが起こりやすい問題もチェックし、本番に備えます。
1ヶ月目
2ヶ月目
- 仕事との両立で、学習時間の確保は難しいかもしれませんが、毎日1時間~1.5時間を作り習慣化することも目標のひとつとなります。過去問を確認して理解不足がある項目を中心に進めていくと良いでしょう。
- 法令に関する内容です。テキストやDVDを通して全体を確認し、練習問題などを通して理解度の確認をします。余裕があれば過去問にチャレンジするなどして理解度を深めるのも良いでしょう。
- 給水用具についての内容なので、事前知識が多い科目かもしれません。試験で問われる内容は詳細な内容なのでテキストやDVDを学習し、知識不足である部分を集中して学習してください。
- 業務に携わっていても、知識不足となる部分は必ずあります。テキストやDVDを入念にチェックし、漏れのないように学習を進めていきましょう。
- 知識問題以外に、計算問題が2問以上出題される科目です。図や表などを参照しながら計算をする必要があるので、問題に慣れるためにも練習を積み重ねることが必要です。知識問題が十分であれば計算問題中心に学習を進めましょう。
- 学科試験1の最後の科目です。この科目を学習した後は、過去問の学科試験1にチャレンジして現状の理解度を確認します。7割以上の正解があれば現時点で十分な理解度であると言えます。もし、足切り点を下回る科目があれば、その科目についてテキストやDVDで復習しましゅう。
- 一通りテキストやDVDを学習し、理解不足だと確認できた項目を中心に学習を進めてください。余裕があれば、過去問で理解度を深めていきます。
- 一通りテキストやDVDを学習し、不足部分は補完していきます。最後に、過去問で学科試験2にチャレンジし、不正解の問題を中心に復習をします。
- 過去問題3年分を最低3回繰り返します。足切り点を下回る科目はもう一度テキストやDVDで復習し、不正解の問題は、どの内容が理解不足であったかを確認し正解率を上げていきましょう。
1〜2週間
3〜4週間
- ある程度の基礎知識がすでに備わっていると思います。隙間時間なども利用して毎日1時間~1.5時間を目安に学習を進めていきましょう。
- テキストやDVDを通して全体の知識の確認をし、ほとんど理解できているようなら、過去問に比重を置いて学習をするのも良いでしょう。ただし、足切り点を下回るようなら、テキストやDVDで今一度復習が必要です。
- 暗記量が多い分野ですが、仕事で扱う機会が多いと思いますので、過去問で理解不足の部分を明確してから学習に入っても良いでしょう。不足部分は注力して知識の補完を済ませましょう。
- 検査関連の内容が多くなります。性能基準の値といった数値など、覚え間違いがないようにテキストやDVDを確認し、漏れのないように学習を進めます。
- 知識問題以外に、計算問題が2問以上出題される科目です。問題文の他、図や表などを参照しながら回答する必要があるので、出題形式に慣れる必要があります。十分な練習を積んだ上で次に進んでください。
- 学科試験1の最後の科目です。この科目を学習した後は、過去問の学科試験1にチャレンジして現状の理解度を確認します。7割以上の正解があれば現時点で十分な理解度であると言えます。もし、足切り点を下回る科目があれば、その科目についてテキストやDVDで復習しましょう。
- 一通りテキストやDVDを学習し、理解不足だと確認できた項目を中心に学習を進めてください。余裕があれば、過去問で理解度を深めていきます。
- 一通りテキストやDVDを学習し、不足部分は補完していきます。最後に、過去問で学科試験2にチャレンジし、不正解の問題を中心に復習をします。
- 過去問題3年分を最低3回繰り返します。足切り点を下回る科目はもう一度テキストやDVDで復習します。不正解の問題は、ケアレスミスか理解不足のどちらかを判断し、理解不足であれば復習を繰り返しましょう。
公衆衛生概論(3問)
水道水の汚染問題や水質基準など公衆衛生問題等に関する知識が問われます。
問題数が3問と全科目の中で最も少ない科目で、3問中1問は正解しないと足切り点を満たすことができません。最も足切りに注意してほしい科目です。
汚染原因となる物質や、塩素消毒に関する内容など頻出する問題があるので、これらの内容は必ず得点できるようにしっかり学習をしてください。
水道行政(6問)
水道行政に関する内容なので、法令に関連した内容が多くなります。
特に、給水装置工事工事事業者や給水装置工事主任技術者の内容がよく問われる内容でしっかりと把握する必要があります。
検査計画などの定められた年数など、数字を間違いなく覚えるようにしてください。
給水装置工事法(10問)
給水装置の施工上の留意点や維持管理についての内容が問われます。
給水管の分岐工事や、水道メータ、スプリンクラーなどの設置工事など、様々な工事内容が設問対象になるので、工事ごとに整理して内容を把握してください。
サドル付分水栓の穿孔施工やスプリンクラー設備の工事など頻出する項目は、特に詳細に学習をしてください。
給水装置の構造及び性能(10問)
給水管や給水用の性能基準、給水システム基準について問われる科目です。
耐圧試験や、クロスコネクションなどの逆流防止対策、侵食防止、凍結防止のための各種対策基準など、多くの内容を記憶する必要があります。
基準値などの数値関連も多く出てくるので、学習の負担が最も大きい科目といえます。
全科目の中で、最も出題数が多い科目のひとつで、10問出題されます。
総得点に大きな影響が出る科目なので、隙間時間などを利用し繰り返し学習を続けてください。
給水装置計画論(6問)
給水装置の計画の立案に当たって、調査・検討すべき事項について問われる科目です。
例年、計算問題が2~4問、出題されます。計算問題が苦手な方や、計算ミスなどで失点しやすいので苦手な方が比較的多い科目です。
計算問題の他に、知識問題も出題はされますが、計算問題をすべて失点すると足切り点を超えることが大変難しくなります。
計算問題が苦手な方は、過去問や練習問題を多めにし、早めに克服するようにしてください。
給水装置工事事務論(5問)
給水装置工事主任技術者の役割や、指定給水装置工事事業者の任務について問われる科目です。
給水装置工事に係る記録の作成や保存に関する問題や、給水装置の構造及び材質の基準に関する問題など頻出する内容がいくつかあります。
まずは、頻出する内容を中心にしっかりと学習すると足切り点は確保出来ますので、そのあと、他の内容へと学習を広げていくと良いでしょう。
給水装置の概要(10問)
給水管や給水用具の種類、使用目的、故障対策について問われる内容です。
給水管や、水道メータ、湯沸器など様々な給水用具について、それぞれを詳細に憶えておく必要があります。
穴埋め式の問題や、設問ごとに正誤を判断しなければならない形式が多く出題される傾向があります。消去法で回答することは難しく、確実に憶えておかないと判断に迷う問題が多数出題されるので、あやふや知識ではなく、要点を押さえた上で十分な学習量が必要です。
給水装置施工管理法(10問)
給水装置工事の管理方法や、建設業法及び労働安全衛生法について問われる科目です。
給水装置工事については、工程管理、品質管理、安全管理について、詳細な知識を問われます。
建設業法及び労働安全衛生法についても同様で、設問に対して正誤をしっかりと判断が出来ないと正解できない問題が出題されています。
記憶量が多くなるので、各項目に対して整理をして学習を進めてください。