第三種冷凍機械責任者

よくあるご質問

よくあるご質問

第三種冷凍機械責任者とはどんな資格ですか?

第三種冷凍機械責任者とは、冷凍機械責任者の資格区分の1つで、1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設における保安や統括的な実務を行なえる資格です。複合設備の空調や小規模な冷凍機械を扱う現場で責任者となることができます。

第三種冷凍機械責任者になるメリットは何ですか?

第三種冷凍機械責任者を取得すれば、1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設において、冷凍保安責任者となれます。資格手当などで給与アップが期待できます。また、出世のチャンスも上がるでしょう。ビルメンテナンス業務に就く際に必要な資格ともみられています。

第三種冷凍機械責任者の合格率はどれくらいですか?

第三種冷凍機械責任者の合格率は、35%前後となっています。以前までは50%近い合格率で推移していた時期もありましたが、近年では難易度が上昇しております。しっかりと対策をして試験に挑みましょう。

第三種冷凍機械責任者の難易度はどれくらいですか?

第三種冷凍機械責任者には、2つの取得方法があります。1つは全科目を受験して合格する方法、もう1つが講習を受講して法令のみを受験して合格する方法です。法令のみを受験する試験は易しく、全科目の受験の難易度は合格率から考える「やや難しい」といえます。

第三種冷凍機械責任者の受験資格は何が必要ですか?

第三種冷凍機械責任者の受験資格は特にありませんので、誰でも受験が可能です。毎年11月頃に試験が行われ、受験会場も47都道府県で実施されます。一部の都道府県では複数の会場が用意されます。

第三種冷凍機械責任者の年収はいくらくらいですか?

第三種冷凍機械責任者の平均年収は、400万円程度といわれています。他の業種と比較してほぼ変わらない額となっています。ですが、ビルメン4点セット(第三種冷凍機械責任者、二級ボイラー技士、第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類)を一緒に取得することで、更なる高収入を狙うことができます。

第三種冷凍機械責任者の試験日程はいつですか?

第三種冷凍機械責任者を含む、高圧ガス製造保安責任者関係の資格試験は毎年11月に行われます。2022年は11月13日に行われました。2023年以降の詳しい日程や申し込み方法、期限などを知りたい場合は、「高圧ガス保安協会」のホームページをチェックしてください。

第三種冷凍機械責任者の講習とはなんですか?

第三種冷凍機械責任者の資格試験の一部を免除できる講習は、高圧ガス保安協会が主催するもので、3日間にわたって行われます。ただしそれぞれ1日7時間もあるため、講習の時間を試験勉強にあてられることを考えれば講習を受けるメリットは薄いかもしれません。

第三種冷凍機械責任者の試験は全国で行なわれますか?

第三種冷凍機械責任者の試験は各都道府県で最低1か所は設けられています。北海道など面積が広い県は複数の試験会場が設けられているので、家の近くの試験会場を選べます。

第三種冷凍機械責任者だけでも活用できますか?

第三種冷凍機械責任者の資格でもビルメンテナンス業務など、活躍できる職場はあります。このほか、電気工事士や危険物取扱者などと併せて取得すると、より仕事の幅が広がるでしょう。