あなたに合わせた学習スケジュール 4科目を満遍なく学習できるように、学習スケジュールを立てましょう。
未経験者や、試験に慣れていない方。
- ボイラーを扱った経験が、学習経験もない方
- 試験が苦手な方
- 初めて受験される方
過去に多少実務経験がある方や、学校での学習経験はないが自身で学習をしたことがある方。
- これまでに少しボイラーを取扱った経験がある方
- 試験に慣れている方
- 独学でボイラーに関する学習をしたことがある方
現在、ボイラーに関わる仕事に従事している方や、学校で学習経験のある方。
- 現在、実務についている方や、これまでに無資格でボイラーを扱ったことがある方
- 高校や大学で類似する分野を勉強された方
- 過去に二級ボイラー技士試験を受験したことがある方
1ヶ月目
2ヶ月目
3ヶ月目
- 毎日2~3時間の学習時間を確保してください。試験に慣れていない方や、本格的な学習をすることが久しい方は、学習の習慣化を確立するため、毎日決まった時間帯で学習を進めることをおすすめします。
- ボイラーの取扱いについて学習する内容なので、未経験の方は学習内容が難しいと感じます。文字だけで読み進めるだけではなく、図やイラストなどと一緒にイメージをしながら学習を進めるようにしてください。
- ここに至るまでに1カ月経ち、専門用語や取扱いのルールなど、馴染みのない内容が多く、習得率が下がる頃合いです。100%の理解を目指すのではなく、細かい部分は、過去問の学習で補完するようにして、60%ほどの理解度を目指します。先に進むことを怖がらずに次の科目に進んでいきましょう。
- 関連法令の学習は、法律自体が改正されている可能性もあるため、最新のテキストを使用してください。暗記に特化した学習ですが、何のために必要な法律かを理解しながら学習をします。過去問などを利用して、問題を解きながら理解を深めることも良いでしょう。
- 過去問は、最新の5回分を最低3回は繰り返し学習してください。最初は時間を気にせず、なぜこの正解の選択肢を選んだかを明確に判断できるように学習しましょう。最終的には、時間内で回答ができるよう仕上げていきます。
1ヶ月目
2ヶ月目
- 毎日2時間程度の学習時間を確保してください。はじめて聞くような単語が多く出てきますが、何度もテキストやDVD視聴を繰り返して憶えていきましょう。隙間時間を利用しての反復学習も有効です。
- イメージしづらいボイラーの取扱いは、図やイラストと一緒に学習することがポイントになります。全体で60%ほどの理解が出来たら、次の科目に進みましょう。もし理解度が浅い状態が続くようであれば、テキストやDVD視聴で確認することも大事です。
- 重油や石炭、都市ガスなど各種燃料についての特徴を整理して学習をしてください。燃料の燃焼で発生する大気汚染物質など、頻出する内容はこの時点で知識を完全にしておきましょう。
- 関連法令が中心の科目です。用語を憶えることも大事ですが、温度や圧力など法令で定められた数値も重要な項目となるので、しっかりと把握した上で次に進みましょう。
- 過去問は、最新の5回分を最低3回は繰り返し学習してください。間違えた問題については、正解を確認するだけでなく、なぜその解答になるのかを確認してください。同様に正解した問題においても考え方が間違っていないかの確認作業もおこないます。
1〜2週間
3〜4週間
- 毎日2時間の学習時間を確保してください。暗記量が多い科目ですが、事前知識があり、余裕がある方は、過去問で理解を深めるのも良いでしょう。
- テキストやDVD視聴し、既知の内容は確認にとどめ、不足している知識を中心に学習をすすめてください。ここまでで一週間の学習内容ですが、8割以上の理解に到達している場合は、予定を前倒しし、次の科目に進みましょう。
- 各種燃料についての内容が問われる科目です。試験でよく問われる内容は、得点源となるので、この時点で完全に理解しましょう。
- 関連法令が中心の科目です。温度や圧力など細かい数値を記憶する必要があるので、憶え間違いのないように注意しましょう。8割以上の理解度に到達していれば、予定を前倒しし、過去問の学習に取り掛かりましょう。
- 過去問は、最新の3回分を最低3回は繰り返し学習します。常に8割以上の得点で推移しているようであれば、さらに2回分の過去問に挑戦するか、再度テキストやDVD視聴の見直し、総復習をします。
ボイラーの構造に関する知識
ボイラーの構造に関する知識では、ボイラーの種類や構造に関する内容が問われます。
ボイラーごとに種類に応じて整理し、構造や特徴などについて理解しておく必要があります。
また、運転に関わる制御など初学者には理解しにくい項目もあり、ボイラーを取扱ったことがない方には頭に入りにくい科目です。文字だけではなく図やイラストなどを利用し、操作をイメージしながら学習してください。
ボイラーの取扱いに関する知識
ボイラーの取扱いに関する知識では、ボイラーを運用する上で必要となる知識について問われます。
ボイラー本体や附属機器など、目にしたことのないものや、点火時、運転時の留意点、ボイラー用水や、その水処理など、経験がない方には中々難しい内容です。
経験がなくとも、図やイラストを見ながら操作方法や状況をイメージすることで補うようにしてください。
燃料及び燃焼に関する知識
燃料の種類や燃焼方式、通風装置など燃焼に絡む知識を必要とします。
出題内容がある程度の傾向がみられます。
液体燃料、気体燃料、固体燃料の特徴については毎年良く出題され、重油、石炭など各種燃料についても押さえておきましょう。
ボイラーの通風についても良く出題されるのでしっかりと得点できるようにします。
頻出項目を中心に学習し、重要度の高い部分に漏れがないように学習していくことがポイントとなります。
関係法令
関係法令ではボイラーの取扱いに関して、定められた法令が問われます。
ボイラーの伝熱面積や圧力や温度など数値関連も良く問われます。
ボイラーの構造変更や検査内容についても出題されることが多く、いずれも細かな内容が問われます。
法令を丸暗記ではすべてに対応することは難しいため、問題を通して憶えていくと効率が良くなります。
テキストやDVD教材など一通り学習した後、過去問で知識の定着を進めていくのは有効な方法です。