第三種冷凍機械責任者

冷凍機械責任者の人気テキストはこれ!勉強方法も解説

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この記事では、冷凍機械責任者の人気テキストや合格するための勉強方法、資格を取得するメリットなどについて解説します。冷凍機械責任者には一種、二種、三種がありますが、最初に取得すべき三種に関してはそこまで難易度は高くありません。

合格率などについて詳しくは後述しますが、勉強すれば確実に受かる資格なので、自分に合ったテキストや勉強方法で対策をしましょう。

冷凍機械責任者の勉強方法

冷凍機械責任者の勉強方法は、参考書を読み込む前に、過去問題を解いてみることをおすすめします。なぜなら、冷凍機械責任者試験には毎年似たような問題が出題されているからです。

過去問題を解く際に困ることといえば、問題の意味が分からない、解答を見ても理解できない、といったことでしょう。その場合テキストを購入して補助的に読むか、もしくはインターネットで情報を検索するという手段もあります。

冷凍機械責任者の情報はネット上にも多く、またいろいろなページを確認することが可能です。例えば一つの解説を読んでよくわからなければ、別のページを見る、解説の中でよく分からない個所があればその個所に関して再度検索して勉強する、といったことができます。

このように書籍とネットにはそれぞれメリットがあるので、書籍だけで理解できない場合はインターネットを活用すると有効です。ただし、書籍だけで理解できればネット検索する必要はないことと、試験に必要な情報がまとめられていることから、あくまでも勉強のメインは書籍にするのが効率的でしょう。

また、テキストは中古で購入することも可能ですが、なるべく最新版を購入するようにしましょう。理由は、試験の傾向が変わっている可能性があるからです。

冷凍機械責任者の試験はそれほど内容に大きな変化はありませんが、新しい過去問題を解いたほうが、自分が受ける試験の傾向が把握しやすいでしょう。

冷凍機械責任者の人気テキスト

冷凍機械責任者の人気テキストは、過去問題集です。まずは過去問題集を購入し、過去問題集だけでは理解ができない点があれば、参考書や他の教材を使用しましょう。

第3種冷凍機械責任者試験模範解答集

著者名:電気書院

過去8年間の試験問題とその解答、解説がまとめられた書籍です。この書籍をしっかり対策すれば、問題の傾向を完全につかむことが可能で、なおかつ傾向が似通っていること、同じ問題が複数年にわたって出題されていることが分かります。

またこの書籍の大きな特徴として、解説が充実しています。似たような問題が出題されるとはいえ、当然過去問題と解答を丸暗記するのはNGです。それだと問題が少し変わると対応できなくなるので、重要なのは理解することです。

この書籍は解説が充実しているので、読み込むことで考え方を理解でき、応用問題にも対応できるようになるでしょう。

第3種冷凍機械責任者試験模範解答集

第3種冷凍機械責任者試験 過去問題集


著者名:石原 鉄郎

こちらも過去8年分の問題、解答、解説が掲載されています。解説が詳しく書かれていて分かりやすいという声が多く見受けられる1冊です。

第3種冷凍機械責任者試験 過去問題集

SIによる初級冷凍受験テキスト


著者:日本冷凍空調学会

高圧ガス保安講習会でも使用されているテキストで、公式テキストのような存在であるといえるでしょう。

このテキストから問題が出題されるため必ず精読しておきたいテキストですが、初心者が独学をするには説明が難しいという特徴もあります。

そのため、やさしい解説が書かれている他のテキストも購入し、並行して学習を進めることで理解ができるでしょう。

SIによる初級冷凍受験テキスト

トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト


著者:佐藤 英男

各所に練習問題が設けられているため、テキストで読んだことが理解できているかを確認しながら進めることができます。また、模擬試験が2回分ついているため、実際の試験のつもりで練習をすることができます。

Amazonではレビュー数の多さ、評価の高さともに実績のあるテキストで、初心者にもわかりやすい解説が書かれていると評判です。

図や絵が豊富に使われたカラーテキストであるため、文字ばかりではとっつきにくいという方にもおすすめです。

トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト

第三種冷凍機械責任者はどんな資格?

第三種冷凍機械責任者の資格はどのようなことに使えるのか、何の仕事ができるのか、などについて解説します。

仕事内容

冷凍機械責任者は高圧ガス保安責任者の資格の一つです。そのため冷凍機械責任者を取得すると高圧ガス製造設備の保安監督業務が行えます。また冷凍機械責任者は一種、二種、三種に分かれています。

一種の資格を取得すると、全ての製造施設に関する保安業務を行えます。二種は1日の冷凍能力が300トン未満の製造施設に関する保安業務ができ、三種は1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設に関する保安業務を行えます。

合格率と難易度

第三種冷凍機械責任者の合格率は年度によって異なります。合格率の幅は広いのですが、だいたい20%~40%です。年度によっては20%を切ることもありますし、50%近い合格率になったりすることもあります。

過半数が不合格になっているので試験が難しいように思われるかもしれませんが、世間一般の試験で考えると合格率は高いほうです。受験者の中にはまったく勉強していない人や、そもそも会場に現れないまま不合格になる人もいます。

そう考えると、普通に勉強すればほぼ確実に合格できる試験といえるでしょう。

資格取得のメリット

冷凍機械責任者の資格を取得すると、担当できる業務の幅が広がります。冷凍機械責任者は業務上必要に迫られて取得する人が多い資格ですが、取得していると就職、転職に有利に働きます。

資格を持っていると、採用確率が上がる、手当が付く、などのメリットが得られます。

冷凍機械責任者の講習とは

冷凍機械責任者の講習とは、端的に言うと冷凍機械責任者の資格試験を簡単にするためのものです。講習を受けることで、2科目免除してもらえるのでより合格しやすくなります。

ただしデメリットも大きく、まず講習費用として18,400円かかります。決して安い金額とはいえないでしょう。さらに、遠方の会場で受講をする場合は、講習会場に移動するための費用や宿泊費もかかります。

なぜ宿泊費が必要かというと、3日連続で毎日7時間も拘束されるからです。科目免除というメリットは受けられるものの、費用や時間がかかるという点はデメリットになるでしょう。

まとめ

冷凍機械責任者の試験は勉強すれば確実に合格できる試験で、勉強方法の選択肢もそう多くありません。過去問題を中心に学習するのが最も効率的な勉強方法といえるでしょう。

着実に勉強を進め、着実に実力を発揮すれば合格できる試験ということです。業務上必要に迫られて取得する人も多い資格ですが、そうでなくても取得するメリットがあります。

業務の幅が広がるだけでなく、就職、転職にも有利になります。

この記事や購入者のレビューを参考にして自分に合ったテキストを選び、効率良く勉強をして一発合格を目指しましょう。

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