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製造業の生産性向上でお悩み、ご相談ください!|O.K氏

75人の方が、この記事を参考にしています。

ものづくり企業の生産性向上と人材育成を促進する専門家、O.Kです。

長野県長野市出身で、東北大学工学部金属工学科を卒業しました。その後、大手容器メーカーで技術者としてモノづくりに携わり、現在は製造業に特化したコンサルティングを行っています。

元技術者として実際に製造業の現場にいたからこそ、皆様の悩みに真摯に共感し、同じ目線に立ってコンサルティングができると自負しています。

これからご相談される方に向けて、私の経歴や専門分野についてご紹介いたします。

 

O.K氏はSAT PROの登録専門家であり、企業研修やセミナー講師としてご活躍されています。

O.K氏のプロフィールを詳しく知りたい方はこちらからアクセスください。

経歴について

まずはこれまでの経歴についてご紹介させていただきます。

2006年〜2016年 技術者時代の奔走

大手容器メーカーに入社後、PETボトル開発技術者として入社2年目にして、新製品開発リーダーに就任しました。就任当時は、トラブルを多発させ深夜残業や土日出勤を繰り返していました。

品質管理部門に異動し、PETボトル新工場立ち上げ業務に携わる中でISO9001やものづくり全体の仕組みを学びました。

再度開発部門に異動した後、トラブルが多発していた新製品開発プロセスを再構築し立て直し、以降は、PET新成形技術開発業務リーダーとして、研究部門、設備設計部門、営業部門と連携して世界初の発泡PETボトルの量産化に成功しました。そこで「射出・延伸ブロー成形技術による微細発泡容器の開発」で、プラスチック成形加工学会「青木固」技術賞を受賞しました。

2016年〜2019年 技術コンサルタントへ転職

製造業に特化した技術コンサルタントとして、工数削減や不良削減などの業務効率化に取り組む企業を支援していました。また、現場のIoT化推進のため、IoT/M2Mツール導入コンサルティングを実践し、業界のデジタル化を推進してきました。

2019年〜現在 独立

自ら成果を出してきた業務プロセス改善の手法を活用し、継続的に生産性向上のための業務改善を進めながら、現場の人材育成を実現する専門家として、中小企業の現場に根ざすべき本質的な活動を開始しました。

製品開発プロセス、生産プロセス、品質保証、ISO9001、IoTなどの専門知識を活かした製造業向けコンサルティングを実施し、企業の持続可能な成長をサポートするため、日本全国を飛び回っています。

専門分野の紹介

私の専門分野について、ここでは主に4つの分野を紹介いたします。

生産管理

「生産管理のレベルが低い」、「全体的な効率が悪く、生産システムを入れ替えたい」、「確実に利益を出していくために生産管理を徹底したい」こういったお困りごとを抱える方は多くいらっしゃいます。

しかし、詳しくお話を聞いてみると、確かに生産管理としての問題ではあるものの、実は別のピンポイントの問題であったりもします。

例えば納期遅れが多発しているため生産管理を見直したいのであれば納期管理、同じく1件当たりの利益が取れているか把握したい場合は原価管理、など言った方が適切です。

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このように、一概に生産管理と言っても様々な問題が存在します。
その問題を確実に解決するためには、もう少し深く分析し、自社の生産プロセスにおける問題の根源を明確にする必要があります。

設計・開発

設計・開発の領域は、創造性と技術的知識が求められる重要な業務であり、製品の競争力を決定する重要な要素となります。

しかし業務が属人化しやすく、ムダが見えにくい領域でもあります。なるべくムダを省き、設計者からの手離れを良くして、早い段階で次の案件に取り掛かれるかどうかが重要です。

そのために、以下の3点についてプロセスを標準化することが大切だと考えています。

① 設計・開発にはどの段階があるのか
② どの段階で何のチェックをしておく必要があるのか
③ どの段階でどの部署のどの役職の人が確認しておく必要があるのか

また、私自身も設計・開発に数年間携わった経験がありますが、本来の業務以外に会議室の予約や他部署との連絡調整、デザインレビューの資料作成など設計以外の作業もたくさんあります。こういった表には出にくい作業についても、ムダがないか点検する必要があります。

生産技術

生産プロセスを効率化し、製品の品質を向上させるために重要な視点ですが、最近ではAIの目まぐるしい発展やDXの推進により、生産技術のあり方も多様なものになってきています。

特に製造業におけるAI技術の進展は、これまで人の手によって行われてきた多くの作業を自動化し、さらには意思決定のプロセスでもAIを活用しています。

例えば、生産ラインの自動制御や検査など、AIは製造業の各プロセスで革新をもたらしています。これにより、生産効率の向上だけでなく、製品の品質が向上し、最終的には顧客満足度の向上にも繋がります。

しかし、ただAIの導入やDXを推進すれば良いわけではありません。
効率化の目的を意識し、確保した時間で何をしたいのかという未来への理想が必要
です。

品質管理

「品質=検査・測定」という認識の人が多いですが、私は「品質とは材料の納入から出荷・納品までの生産の仕組みそのものを構築/管理する非常に重要な役割を担っている」と考えています。

品質に対する理解度が低い場合、アウトプット品質を保証するためのインプット管理, プロセス管理が適切に出来ず、現場では不具合が散発してしまい、当然ながら品質目標達成のためのアプローチも適切でないことになってしまいます。

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したがって、アウトプットを一生懸命検査し、それ以降のプロセスへの流出を防ぐのではなく、アウトプットを保証するために、インプットとプロセスそのものをきちんと定義し、管理するという考え方が必要です。

人材育成について

前述した専門分野についてコンサルティングを行うだけではなく、製造業の新入社員と中堅社員に向けて研修を行う経験も多々あります。

どちらの研修においても意識していることは、講義形式のインプットだけにとどまらず、ところどころでテーマを与えて考える時間・考えたことを発表する時間を多く作るようにしています。

学生時代の勉強とは違い、企業の中で行われていることに正解はありません。各企業でより良いと思われる改善を繰り返したり、新しいことを始めるときには過去の経験や原理原則の知識をフル活用し、最も良いと思われる方向性を見出していく必要性があります

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そのために、自ら考え、考えたことをアウトプットする訓練は必要不可欠です。
こうした考えの下に研修を行っており、受講いただいた方とその企業様にとって大きなメリットになっていると感じています。

あらゆる製造業の生産プロセスに対応します

これまで経歴や専門分野についてご紹介させていただきました。

製造業の生産プロセスなどは千差万別であり、課題を抱えていたとしても解決に向けて決まった型があるわけではありません。

そんな時は、製造業に関してプロである専門家にぜひご相談ください。課題の発見や問題の所在・解決に至るまでのプロセスを、個別具体的に分かりやすく丁寧にご説明いたします。

また、ご相談者様が抱える問題の根本原因を追求し、その解決策を提案するだけでなく、実際に現場で実行するにはどうすれば良いかというところまで支援いたします。

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SAT PROでどんな小さな悩みでもお気軽にお話しください。未来を共に築くパートナーとして、全力でお手伝いいたします。

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