ダイオキシン類作業従事者特別教育

ダイオキシン特別教育のWeb講座の評判は良い?受講者の感想は?

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ダイオキシンは人体に悪影響を及ぼすため、危険が伴う業務にはダイオキシン特別教育の受講が義務づけられています。

しかし、受講する際に「仕事が忙しくて講習に参加する時間が確保できない」といった声は少なくありません。

無理して講習に参加すると、結果として休みを無くすことになるので、できるなら仕事や日常生活の隙間時間で受講したいですよね。

そういった方にオススメなのがWeb講座の受講ですが、ネット上での講座は信頼できるかが分からないため、受講者の感想や評判がすごく重要です。

そこで今回は、ダイオキシン特別教育について、Web講座の評判と実際に受講した方の感想を含めて解説します。

この記事を通して、自分にあった受講方法を見つけましょう。

ダイオキシン特別教育の受講が必要な仕事とは

まず始めに、ダイオキシン特別教育の受講が必要な仕事にはどういったものがあるかを解説します。
該当する業務は、全部で3種類です。

1 廃棄物の焼却施設において、ばいじん及び焼却灰その他の燃え殻を取り扱う業務
2 排気物の焼却施設に設置された廃棄物焼却炉、集じん機等の設備の保守点検等の業務
3 廃棄物の焼却施設に設置された廃棄物焼却炉、集じん機等の設備の解体等の業務及びこれに伴うばいじん及び焼却灰その他の燃え殻を取り扱う業務

ダイオキシンは、人体に悪影響を及ぼすため、上記の業務では特別教育を受講した方のみ従事することができます。
未受講で業務に従事することは絶対にできないので、注意しましょう。

特別教育を受けずに業務に従事するとどうなるか?

では、特別教育を受講せずに業務に従事するとどうなるのでしょうか?

まず1つは、下記に記す「労働安全衛生法第59条第3項」に反しています。

・労働安全衛生法第59条第3項
「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければならない。」

上記にあるとおり、特別教育を受講することが義務づけられています。

特別教育を受講せずに該当する業務を行い災害が起きた場合には、労基省から「是正勧告」を受けることになるでしょう。

それほどにダイオキシンに関する業務は、危険度を伴う仕事になるということです。
必ず受講を済ませてから業務に従事してください。

ダイオキシン特別教育の受け方

では、ダイオキシン特別教育の受講方法は、どういったものがあるのでしょうか?
ここでは、特別教育の4種類の受け方について解説します。

講習会に行く

ダイオキシン特別教育は、全国各地で講習会が開催されています。
これに参加することで、特別教育の受講を完了させるといった方法です。

講習会の詳細については、次のとおりです。

1.開催機関
・中小建設業特別教育協会
(https://www.tokubetu.or.jp/kyoiku/shubetsu_daio.html)
・東京基準協会連合会
(http://www.toukiren.or.jp/kousyu_toku_24.html)
・神奈川労務安全衛生協会
(http://www.roaneikyo.or.jp/reserve/detail.php?tid=80)

2.受講料

・9,900円(税込)

講習としては、学科4時間になるので1日かかることはありません。

講習会に行く場合は、ネットで申し込んでから受講してください。

講習会の出張サービスを使う

講習会を開催している団体の他に、出張サービスを取り扱っている団体があります。

きらめき労働オフィス(http://www.kirameki-sr.jp/daiokishin)などのような団体では、講師が出張して講習を開いてくれるため、自ら会場に行く必要がありません。

企業でまとめて受講する場合には、こういった出張サービスを利用しましょう。

自社で講義を行う

企業単位で講習を実施する場合には、自社で講義を行う方法があります。

東京安全衛生教育センター
(https://www.jisha.or.jp/tshec/course/k8680_dioxin.html)では、ダイオキシン特別教育の講師を育てるインストラクターコースがあります。

これを受講することで、必要な人材を自社で揃えることができるため、外部の講習会に参加する必要はありません。

受講料は通常よりも高いですが、企業で毎年大人数での受講を考えているのであれば、インストラクターを育てるのも1つの方法です。

Web講座を利用する

「講習会場が遠く、参加するのが面倒くさい」
「講習に参加したいが、仕事が忙しく時間が確保できない」

そういった方は、ダイオキシン特別教育のWeb講座を受講しましょう。

Web講座であればネット上で受講できるため、場所や時間に制限されません。
また、会場で講習を行わないため、受講料も通常より安くなります。

ただ、受講する側としては、「間違いなく確実に受講を済ませたい」といった気持ちが大前提にあるため、Web講座の実際の評判や受講者の感想が気になりますよね。

そこで、次のセクションでは、Web講座について詳しく解説します。
実際の評判、メリットとデメリット、受講者の感想を見ていきましょう。

ダイオキシン特別教育Web講座の評判

ここでは、ダイオキシン特別教育をWeb講座で受講することに不安を抱いている方に向けて、Web講座の評判とメリット、デメリットをまとめます。

Web講座の評判として、ここではSATのダイオキシン特別教育講座を受けた方の感想をご紹介します。

SATの公式サイトには他にもダイオキシン特別教育受講者の評判が載っています。こちらのページで他の受講者の感想を読むことができますので、是非見てみてください。
https://s-k-y.tokyo/ec/dioxins

受講者の感想を見ると、「場所」と「時間」を選ばずに受講できることがWeb講座の最大の魅力に感じている人が多いです。

また、評判としても特別悪い評価は見受けられませんでした。

実際の感想をもとに、ダイオキシン特別教育Web講座のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

【メリット】
1. 講義の日程に合わなくても場所を選ばず受講できる
2. 仕事の隙間時間など好きなタイミングで講義を受けられる
3. 聞き逃した内容を何度も聞き直すことができる

【デメリット】
1. 修了証の発行はスムーズだが受講後すぐに手に入らない

動画の総時間が長いため、講習を受けに行くよりも時間が掛かりますが、移動時間が無く、好きなタイミングで受講できることを考えれば、メリットの方が大きいです。

場所と時間の関係でWeb講座の受講を考えている方は、間違いなくWeb講座でダイオキシンの特別教育を受講した方が良いでしょう。

Web講座を受けたら修了証を貰おう

Web講座では、受講が完了した後に申請書類を提出することで修了証を貰えます。
修了証を貰うまでの手続きについては、次のとおりです。

1 Web講座サイトから受講を申し込む
2 資料のダウンロード
3 Web講座を受講
4 修了考査(試験)に合格する
5 申請書類をメールで添付する
6 Web講座サイトにて申請の確認
7 修了証の発行

申請書はネット上で提出することが多く、また、修了証の発行代金も受講料に含まれているケースが多いため、こちらでの準備物や追加での支払いは特にありません。

申請が終了すると、受講証明書と教育修了証が郵送されます。

・受講証明書【事業所保管用(A4サイズ)】
労働安全衛生法その他関係諸規定に基づいて実施する、対象者に対する教育の全課程を修了したことを証明するものです。受講会社の名前が記載しています。

・教育修了証【受講者携帯用(プラスチックカード)】
労働安全衛生法その他関係諸規定に基づいて実施する、対象者に対する教育の全課程を修了したことを証明するものです。

上記の2つが郵送され、修了証を携帯することでダイオキシンに関する業務に携わることができます。

証明書の発行は、受講期間内になっているWeb講座が多いので、受講した後の申請は素早く終わらせましょう。

まとめ

今回の記事では、ダイオキシン特別教育について、Web講座の評判と実際に受講した方の感想を含めて紹介しました。

記事の内容について簡単にまとめます。

・ダイオキシン特別教育は、必要な知識を身に付けてダイオキシン類への暴露を防ぐために実施が義務づけられている
・時間が無く近場に実施している講習機関がない場合は、Web講座の受講がオススメ
・Web講座は、通常の講習よりもボリュームが多くなる一方で、好きな場所とタイミングで受講できるメリットがある
・受講後、「受講証明書」と「教育修了証」を貰うことでダイオキシンに関する業務に携わることができる

ダイオキシンに関する業務は危険が伴う反面、現代技術が進歩していく中で常に需要があり続ける仕事です。

特別教育を通して、自身の仕事の幅が広がることは間違いないので、自分に合った方法で受講してみてください。

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