はじめまして、H.Sと申します。
私の主要な実務経験は、民間企業(環境計量証明事業所など)と大学での化学分析です。
特に、HPLCまたはLC-MSという化学分析機器を使用した経験が長く、排水中の環境汚染物質や工業製品の含有成分などを分析していました。
最近はこれらの業務に関連して取得した様々な国家資格を活かし、資格試験の対策講座や専門学校の非常勤講師など、職業教育関連の活動も行っています。
今回は、SAT PROで受け付けている2つのメニューについて、その関連領域の課題や動向を踏まえながら紹介させていただきます。
両メニューとも環境系技術者の資格やキャリアに関するものですので、関連職種の方々は勿論、企業の人事担当者や経営者の方にもご一読いただければ幸いです。
他業界の方も、「自分の業界ならどのようなキャリアアップの手段があるか?」を考え直すきっかけとして読んでいただければ大変嬉しく思います。
H.S氏のプロフィールを詳しく知りたい方はこちらからアクセスください。
メニュー①:キャリア・モチベーションアップに役立つ「環境系国家資格」の取得戦略
環境系技術者のキャリアに関連する資格について、国家資格を中心にセミナー/コンサルティングいたします。
環境系国家資格には業務独占資格や必置資格と呼ばれるような、資格保有者がいなければ業務が遂行できないものが多くあります。
また、近年は、自身(または企業)の知識や技能を第3者に証明するためのツール、関連資格の取得に向けた予備知識の習得など、様々な用途でこれらの国家資格が活用されるケースが多く見られるようになりました。
図1. 環境系国家資格の必要性と活用方法(公害防止管理者の場合)
図2. 関連資格の相関図(公害防止管理者を中心とした場合)
しかしながら、これらの国家資格は全体的に難易度が高く(国家試験の合格率:15~30%程度)、また、現段階で参考書や通信講座などの情報源が極端に少ないものも多く存在します。
個人または社内での国家資格取得を効率的に進め、キャリアアップに活用していくためには、以下のようなポイントを抑えておく必要があります。
- 予備知識の習得方法
- 学習効果が高い教材
- モチベーション維持に有効な勉強方法
- 短期合格のための得点戦略
- 関連資格を含めた取得計画(資格取得の順番も重要です!)
- 新人教育や社内セミナーの確立
- 資格手当等の支援・評価体制の充実
SAT PROを通じてご依頼いただければ、上記の項目は勿論、私の保有資格や実務経験等を総動員しながら、目標達成に向けて伴走いたします。
私自身の保有資格・実務経験に関する事項も含め、事前のご相談も歓迎いたします。
メニュー②:未経験者のための「化学分析機器」体験会~HPLC編~
HPLC (高速液体クロマトグラフィー) を体験したい以下のような方々に対して、簡単な体験会を開催いたします。
- 製造業の品質管理部門や、環境計量証明事業所に所属する方
- 自由研究等の目的で化学分析機器の利用を考えている学校教員
- 研修やOJTの一部を簡略化・外注したい経営者
- 以下の資格取得を検討しているが、実務未経験の方
環境計量士(濃度関係)、公害防止管理者、作業環境測定士
HPLCは代表的な化学分析機器の1つであり、食品・医薬品成分や環境汚染物質の測定で汎用されています。
本メニューは以下のような特徴を有しており、化学分析がどのように行われているのか?その様子を手軽に知りたい方にオススメの内容となっています。
- 試料の前処理・分析・データ解析までを体験可能
- 簡便な機能の小型HPLCを使用
- 安全面を考慮し、試薬類は食品成分を使用
- 前提知識や実務経験に応じた解説
(小学校高学年~高校生を対象とした体験会で講師を務めた経験もあります)
私は民間企業(環境計量証明事業所など)と大学で化学分析の実務経験があり、環境計量士(濃度関係)をはじめとした業務に関係する国家資格も多数保有しています。
事前にご相談いただければ、興味のある媒体や成分(食品・医薬品・農薬など)に関する話題を紹介しながら体験会を行うことも可能です。
その他:お気軽にご相談ください!
ある程度、専門分野がマッチしていれば、その他のご依頼も担当できるかもしれません。
以下のような場合なども、適宜、お力になれれば大変嬉しく思います。
- 社内で実施されている研修会の講師を代行して欲しい
- 技術資料の添削だけお願いしたい
- 英語論文の翻訳・解説を依頼したい