第一級陸上特殊無線技士試験の受験を検討している皆さんは、勉強の計画を立てていますでしょうか?
勉強の仕方は様々ですが、この記事では、第一級陸上特殊無線技士の試験対策ができる講習会について詳しく解説していきます。
また、「独学」「通信講座」といった学習方法についても解説していきますので、ぜひご自身に合った学習方法を見つけてみてください。
本試験の合格に必須なのは、自分に合った勉強方法です。 色々な勉強パターンを知り、最適な学習方法を選んでいきましょう。
目次
独学でも第一級陸上特殊無線技士に合格できる?
結論をいいますと、文系で全くの素人でも合格は可能です。 ただし、キチンとした勉強を計画的にこなした場合に限ります。
無線の素養がある人や理系で勉強を積んできた人であれば更に有利になるでしょう。 理系の人が有利になるのは、無線工学が主たる試験科目であるためです。 しっかりとした理系の分野になりますので、文系の人はかなりとっつきにくいと感じるのではないでしょうか。
しかし、文系の人でも理系の問題が主であるからといって諦めてはいけません。本試験には定番の問題が多く、知識問題(暗記)の割合が高いため、合格はそう遠いものではないためです。
ただ、暗記だけで乗り切ると、その後のキャリアに苦しむ可能性はあります。 ですが、「とりあえず合格したい」という人は、とにかく要点をおさえての勉強がおすすめです。
さらに詳しく!
一陸特の難易度は高い?勉強方法のコツを押さえて合格しよう!
第一級陸上特殊無線技士の講習は全国各地で受けられる
独学はキツいと考える人が、まず思い浮かぶのが講習への参加ではないでしょうか。 講習は全国各地で開かれており、「独学が苦手だ」という人からの人気が高いです。
以下にて、詳しく解説していきます。
第一級陸上特殊無線技士の講習を行っている団体
第一級陸上特殊無線技士の講習内容は、講習を行っている団体により料金やカリキュラムが変わります。 単発での講習会もあれば、養成課程として1ヵ月にわたり講習を行う団体もあります。
場所は全国各地、主に東京、大阪、福岡などの都心部では多く開催されています。
講習を行っている団体には下記のような団体があります。
詳細について知りたい方はご覧ください。
ブレーンネット 第一級陸上特殊無線技士養成課程講座 http://www.brainnet.co.jp/youseikatei/program/index.php
講習のメリット
直接、講師に質問できるというのはやはり大きなメリットです。独学の場合、理系の分野が主たる科目であるため、行き詰ったときにかなり辛い思いをします。
講習だとちょっとしたことでも質問することで解決できるため、「ちょっとしたアドバイスがあれば前に進めるのに」というようなモヤモヤを抱えずに済むのです。 さらに、講習では効率的に学習できるカリキュラムが組まれています。
そのため、独学での学習より費やす時間を大きく減らすことができるのです 「独学だと家でダラダラしてしまいそう…」という人にもおすすめできます。 一緒に勉強する仲間がいるといのも非常に心強いですよ。
講習のデメリット
講習会は全国各地で開催されているといえど、地方に住む人の場合、都心部に出向かなければいけないこともあります。 また、講習の日数だけでは試験対策としては不十分であり、結局は独学で勉強しなければならない状況になることも往々にしてあります。 費用もけっして安いものではありません。
講習を担当する先生やカリキュラムと合わなかった場合のことを考えると、お金を無駄にするリスクさえあります。 場所と時間の拘束時間が多くなるため、そもそも講習に行くことができないという人もいるかもしれませんね。
また、講習のほとんどは土日に行われるため、仕事や家庭の環境によっては都合が悪いということもあるでしょう。
自分のペースで学習したいなら通信講座がおすすめ
「自分のペースで勉強したい」「場所や時間にしばられたくない」という人には通信講座がおすすめです。
通信講座であればPCやスマートフォン、タブレットなどを通してして講義動画を視聴することができます。つまり。自宅で講義が受けられるということですね。
講習の会場が無かったり、自身の都合上で自宅を出れなかったりする人は通信講座を活用してみてはいかがでしょうか。
通信講座のメリット
通信講座は収録された動画であるため、分からないところを繰り返し視聴することもできます。自宅はもちろん、電車やバスでの移動時間に学習することも可能です。
また、個別の質問に対応してくれるサービスのある通信講座もあります。 どこでも学習できるうえに、分からないことについて個別で質問できるのです。
講習だと1度きりの講義で終了してしまいますが、通信講座は繰り返し視聴できるので学習も効率的に進められるでしょう。
PCやタブレットを持っていないとしても、スマートフォンでも学習できます。むしろ、移動中の学習が多くなる人には嬉しいポイントなのではないでしょうか。
通信講座のデメリット
通信講座は独学に近いため、自分のさじ加減で学習をすすめていくことになります。 裏を返せば、監視の目がないためダラダラと学習を行ってしまうリスクがあるということです。 「自分で時間を管理しながら学習をすすめるのが苦手だ」という人には、あまり向かないかもしれません。 「自分のペースでやる方が効率よく学習できる」という人は積極的に利用したいところですね。
たとえば、SAT(https://www.sat-co.info/ec/1rikutoku)では、高校で講義を務める本格的な講師の学習動画を観ることができます。さらに、動画を視聴して学習した時間や試験までの日数を示してくれるカレンダーなど、ユーザーをサポートするためのサービスも非常に充実しています。
百聞は一見に如かず。サンプル動画がありますので、通信講座そのものが気になる人はぜひ一度ご覧になってみてください。
まとめ
この記事では、一級陸上特殊無線技士の学習方法について解説してきました。ご自身に合いそうな学習方法は見つかりましたでしょうか。
独学、講習、通信講座など、様々な学習方法があります。どの方法を選び学習していくかによって、本試験の合否に大きく関わってきます。 ご自身に合わない学習方法を続けるというのはストレスになりますし、何より効率の良い学習ができません。
まずは記事で紹介した学習方法を一通り試してみることをおすすめします。