危険物取扱者

【危険物乙4】合格に必要な勉強時間は?最短で合格するための5つのポイント

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危険物乙4とは乙種第4類危険物取扱者の通称で、ガソリン、灯油、軽油、重油などの引火性液体が扱えるようになる資格です。危険物乙4の資格を取ると職種の幅が広がる上に、他の危険物取扱者乙類の試験の一部科目が免除になるため、危険物の中でも人気の高い試験でもあります。

危険物乙4は働きながら取得する方も多く、できればあまり勉強時間をかけずに取得をしたいですよね。そこで今回は、危険物乙4合格のために必要な勉強時間や、最短で合格するための勉強方法についてお伝えしていきます。

乙4に必要な勉強時間は最短20時間

一般的に、危険物乙4に合格するために必要な勉強時間は40~60時間、約1ヶ月~3ヶ月ほどと言われています。しかし、働きながら取得をしなければならない方や、あまり長く勉強することが得意でない方は、こんなに時間をかけられないという方もいらっしゃるでしょう。

ご安心ください。効率の良い動画教材で対策をすれば、最短3日間の勉強時間で合格できる可能性も十分にあります。

では、最短3日間の勉強時間で合格するにはどんな方法で対策をすれば良いのでしょうか。

続いては、短い勉強時間で危険物乙4に合格するための具体的な勉強方法を見ていきましょう。

短い勉強時間で乙4に合格する勉強方法とは

試験傾向を押さえた教材を使う

試験の出題範囲は多岐にわたるため、全てを同じように覚えようとすると非常に時間がかかります。そのため、近年の出題傾向を押さえ、まずは頻出問題から確実に覚えていくことが効率の良い勉強方法といえます。

そのため、短期間で危険物乙4に合格するためには、こまめに改定がされていて、近年の出題傾向に合わせてアップデートをしている教材を選ぶようにしましょう。

効率の良い順番で勉強する

危険物乙4の試験には、「物理学および化学(物理・化学)」「危険物の性質とその火災予防および消火の方法(性質・消火)」「危険物に関する法令(法令)」の3つの科目があります。

全ての科目で60%以上正答していないと合格ができないためまんべんなく勉強をする必要がありますが、実は効率の良い勉強の順序があるのです。それは、物理・化学の基礎から勉強をして、最後に法令の勉強をするという順序です。

物理・化学の基礎は中学や高校の理科の内容や、普段の生活でも使う知識が含まれています。今までの知識で正解できるところにはあまり時間をかけず、初めて知ったことだけを重点的にチェックするようにしましょう。

また、法令は最後に勉強するのがおすすめです。法令は他の科目の「物理・化学」「性質・消火」を理解したうえで勉強すると理解しやすいので、最後に勉強をした方が効率良く覚えられるのです。

法令は他の科目に比べ出題数が多く、覚えなければいけないことも多くなります。また、他の分野との関連性が少なく記憶を維持することも大変な分野なので、法令の勉強時間を余裕を持って確保しておきましょう

インプットとアウトプットを繰り返す

少ない勉強時間で危険物乙4の試験に合格するためには、基礎知識の理解と記憶をするインプットと、過去問題や演習問題を解くアウトプットを繰り返すことが重要です。

インプットだけに時間をかけて知識を詰め込んでも、実際の問題で知識を使えなければ意味がありませんし、インプットが不十分な状態で問題を解いても正答率を上げるには時間がかかります。

そのため、ある程度インプットをしたら演習問題に取り組み、間違えた箇所を中心に再度参考書や解説を読んだりするということを繰り返すのが一番早い勉強方法です。

図や語呂合わせを活用して覚える

危険物乙4の試験は約6割が暗記で対策できる問題です。そのため、いかに繰り返し問題を解き記憶を定着させるかが重要です。

しかし、短期間で合格するためには、だらだらと長い文章を読んでいても記憶を定着させることはできません。なるべく少ない勉強時間で合格したいという方は、文章だけではなく図や語呂合わせを活用して勉強するようにしましょう。

自分で図解や語呂合わせを作成することもできますが、できれば最初から図やイラスト、語呂合わせが豊富に載っている教材を選んだ方が効率が良いでしょう。

なぜ試験に合格したいのかを意識する

短期間で試験に合格するための勉強をするためには、その期間できるだけモチベーションを高く保ち、集中して勉強に取り組む必要があります。

高いモチベーションを維持するためには、「なぜ危険物乙4の資格を取りたいのか」という試験を受ける目的を常に意識することが有効です。

もし、会社や学校に指示されて仕方なく受験に臨んでいるという方は、危険物乙4に合格することで手に入るメリットを考えてみましょう。

危険物乙4の資格を持っていれば、ガソリンスタンドや石油会社、自動車整備工場や化学系メーカーなど様々な現場で活かすことができます。また、危険物乙4種に合格していれば他の危険物乙類の一部の科目が受験免除になりますし、他の資格も取りやすくなるでしょう。会社内でも、昇給のチャンスを受けやすくなるかもしれません。

勉強するのが辛いと感じたら、危険物乙4を受ける目的やメリットを再確認してモチベーションを取り戻しましょう。

勉強時間の前に注意|乙4の申込期間の締め切りは?

この記事を読んで、試験対策を始めるのはもう少し後で良さそうだと思った方もいるかもしれません。しかし、試験の申し込みの期日に遅れないように注意をしましょう。

申し込み期間は開催地や開催日によって異なりますが、ほとんどの場合は試験日の1ヶ月半前に締め切られてしまいます。

危険物乙4試験を主催している一般社団法人 消防研究センターのホームページで、各試験会場の試験日と申し込み期間を必ず確認しておきましょう。

まとめ

危険物乙4は、集中して取り組めば最短3日間の勉強時間で取得することができます。短い勉強時間で合格するには、以下の5つのポイントを押さえて対策に取り組みましょう。


・最新の試験傾向を押さえた教材を使う
・まずは物理・化学の基礎から、法令は最後に勉強する
・インプットとアウトプットを繰り返す
・図や語呂合わせを活用して暗記する
・なぜ試験に合格したいのかを意識してモチベーションを高める

あまり勉強時間を割けない方でも、危険物乙4の合格を諦める必要はありません。効率よく対策をして、様々な現場や他の試験にも活用できる危険物乙4を取得しましょう!SATの動画教材なら知識ゼロからでも3日間で合格ラインに到達できます。是非一度ご検討ください。

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